戸籍の種類については、
戸籍謄本、除籍謄本、原戸籍の3種類があります。

戸籍謄本(こせきとうほん)は、現時点で進行中の戸籍ですので、
婚姻したり、子供が生まれたり、亡くなったりすると、
その内容が追加されて変わる可能性があります。

ただ、現在の戸籍と言えば、戸籍謄本のことを指しますので、
現在の戸籍が必要とされる手続きには、
戸籍謄本を役所から取得して、手続き先に提出すれば良いことになります。

つまり、あなたの現在の戸籍を取得しなければならない時には、
あなたの戸籍謄本を取得すれば良いことになります。

逆に、除籍謄本(じょせきとうほん)と原戸籍(はらこせき)については、
すでに閉鎖された戸籍となりますので、
その内容は、通常、廃棄されるまで変わることはありません。

ただ、除籍謄本は、もともとは、戸籍謄本であったものが、
戸籍内の人が全員出て居なくなったり、亡くなったことによって、
戸籍謄本から除籍謄本に名称が変わったものです。

原戸籍についても、もともとは、戸籍謄本であったものが、
法改正などで戸籍の様式等の変更のため、
新しく戸籍を作り替える時に、戸籍謄本から原戸籍に名称が変わったものです。

たとえば、元の戸籍謄本を、様式等を変更して移し替える時に、
2つの戸籍ができるのですが、新しい方の戸籍を戸籍謄本として運用し、
古い方の戸籍を原戸籍として閉鎖して、役所内で保存しているということです。

以上のことからも、
戸籍には3種類あるのですが、記載すべき内容についてはほぼ同じで、
もともとはすべて戸籍謄本であったものが、
その戸籍の状態によって名称が変わっているということになります。

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戸籍には、戸籍謄本,除籍謄本,原戸籍の3種類あることは、
上記でも説明したとおりなのですが、
それらの戸籍が、それぞれどういった時に、
必要とされるのかについて説明します。

たとえば、結婚する時や、パスポートの申請時、相続手続き時や、
年金を受け取り始める時には、現在の身分事項を証明すべきなので、
戸籍謄本の提出を求められることになります。

ただし、結婚する時で、夫婦になる前のそれぞれの戸籍謄本が、
婚姻によって新しくできる戸籍の本籍地と同じ役所にあれば、
戸籍謄本の内容は役所側で確認できるので、提出は省略されます。

また、相続手続きでは、相続関係を証明するために、
亡くなった人の戸籍謄本,除籍謄本,原戸籍のすべてと、
相続人全員の戸籍謄本の提出を求められることになります。

ちなみに、戸籍の3種類とは少し違いますが、
戸籍の附票というものがあります。

相続手続きでは、この戸籍の附票についても、
提出が必要になってくる場合があります。

まず、戸籍の附票とは、戸籍の一種なのですが、
上記の3種類とは内容が大きく異なり、
戸籍内に居る人全員の、住所の一覧表と理解して良いでしょう。

住所と言えば、住民票を思い浮かべる人も多いですが、
戸籍に付いている住民票のようなものと理解されて良いと思います。

ただ、戸籍の附票と住民票の大きな違いは、
戸籍の附票については、その戸籍が作成された時からの、
戸籍内の人のすべての住所が記載されている点です。

つまり、住民票ではわからない過去の住所についても、
戸籍の附票を取得すれば、知ることができるのです。

特に、土地や建物、マンションなどの不動産の相続手続きでは、
住民票か、または、戸籍の附票の提出が必須となっています。

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