戸籍謄本の取り寄せとは、
取得したい戸籍の本籍地の市区町村の役所から、
戸籍謄本を郵送で取得することを言います。

たとえば、取得したい戸籍の本籍地の役所が、
遠く県外や市外の場合には、
直接、役所の窓口までは行くことができないことも多々あります。

その場合には、郵送によって、
戸籍謄本を取り寄せる方法しか方法がありません。

たとえ、近くの役所の戸籍の係りの窓口に行ったとしても、
その役所が、取得したい戸籍の本籍地の役所でなければ、
そこでは取得することができないわけです。

もちろん、役所に電話で戸籍謄本を注文したり、
郵便局やコンビニで戸籍謄本を取得することもできません。

そのため、取得したい戸籍の本籍地の役所に行けない場合には、
本籍地の役所から、郵送で取り寄せるしかないということです。

ただ、郵送で戸籍謄本を取り寄せる場合にも、
窓口で取得する場合と同じように、書類の提出が必要になるのですが、
郵送で取り寄せる場合の方が、書類の準備に若干手間がかかります。

なぜなら、戸籍謄本の請求用紙について事前に用意する必要があり、
切手を貼った返信用封筒の準備、身分証明書のコピーの準備、
発行手数料の支払いのための定額小為替の準備もしなければならないからです。

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また、戸籍の本籍地の役所の窓口で戸籍謄本を取得する場合には、
戸籍の請求書類に不備が無ければ、その場ですぐに取得できるのですが、
郵送で戸籍謄本を取り寄せる場合には、数日かかることになります。

というのは、戸籍謄本の取り寄せ書類を発送してから、
数日で役所に到着後、戸籍の返送の準備に役所が1日~2日前後かかり、
役所が発送してから手元に届くのに、数日かかるからです。

そのため、急がない場合には、普通郵便で取り寄せしても良いのですが、
ある程度急いで戸籍謄本が欲しい時には、
速達郵便を利用すると良いでしょう。

ただ、当日中に戸籍謄本が欲しい時には、
戸籍謄本の取り寄せでは遅いということになりますので、
戸籍の本籍地の役所に直接出向くしかありません。

なお、急ぐからと言って、役所に直接電話をしても、
戸籍謄本の請求書類を提出しなければ、
役所から戸籍謄本を発行してもらえませんので注意が必要です。

そして、戸籍謄本を取り寄せる上で一番重要なことは、
戸籍の本籍地の役所なのかどうかです。

もし、取り寄せ先の役所が、取得したい戸籍の本籍地の役所と違っていれば、
戸籍謄本の請求書類を提出したとしても、
本籍地の役所でない場合には、その役所では発行できないからです。

そのため、戸籍謄本を取り寄せる場合には、
最初に、取得したい戸籍の本籍(地番も含む)の特定と、
本籍地の役所かどうかの確認が必須となります。

なお、戸籍謄本を取り寄せするには、

① 市区町村専用の戸籍謄本等の請求用紙

② 本人確認のための身分証明書のコピー

③ 切手貼り付け済みの返送用封筒

④ 戸籍謄本等の発行手数料分の定額小為替

などの請求書類が必要となります。

ただ、もし、相続で戸籍を取り寄せたい場合には、
上記の請求書類以外にも、
⑤相続関係を証明できる戸籍の写し、も必要になってきます。

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