戸籍謄本は、戸籍の本籍地の役所で取得できます。
ただ、役所と言っても、どこの役所でも良いというわけではなく、
市なら市役所、区なら区役所、町村なら役場のどれかになります。

つまり、県庁とか、法務局、郵便局、税務署、社会保険事務所などでは、
戸籍謄本を取得することができないということです。

そのため、戸籍謄本を取得したい時には、
まずはじめに、その戸籍の本籍がどこなのかを調べる必要があるのです。

その戸籍の本籍が、たとえばA市B町○○番なら、
その戸籍謄本については、
普通は、A市役所の戸籍の係りでのみ取得できることになります。

もし、戸籍の本籍が、C郡D町○○番なら、
その戸籍謄本については、
普通は、D町役場の戸籍の係りでのみ取得できるものなのです。

ただ、戸籍の本籍が、A市B町○○番であったとしても、
A市が、北区、東区、南区、西区など、区のある市役所の場合には、
その戸籍の本籍地を管理している区役所の戸籍の係りでのみ、
その戸籍謄本は取得できるということになります。

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なお、戸籍の本籍がわかったとしても、
その戸籍を管理している役所の特定が難しい場合があります。

なぜなら、過去に、市町村合併をしている役所もあるため、
戸籍の本籍の名称と、
現在の役所の名称が、一致していない場合があるからです。

つまり、戸籍の本籍がA市B町○○番であったとしても、
現在では、A市役所は他の市役所と市町村合併されてE市役所になり、
本籍とは全く違う名称のE市役所がその戸籍を管理していることがあるのです。

そのため、市町村合併のされた地域の戸籍については、
戸籍の本籍の地名が、
現在ではどこになるのか、ということも調べる必要があります。

また、戸籍謄本を取得できる場所は、
取りたい戸籍の本籍地の役所なのですが、
その役所の出張所でもとれる場合があります。

各市区町村では、役所の出先機関として、
地域に出張所を設置していますので、
その出張所でも、戸籍謄本を取得できることが多いのです。

ただ、各市区町村によっては、
出張所では、戸籍謄本が取れない場合もありますので、
事前に電話などで確認しておくことは必要です。

たとえ、戸籍の本籍地の役所が遠い場合や、県外にあったとしても、
戸籍謄本を取れる役所は、本籍地の役所1か所のみですので、
その役所まで行く方法か、郵送によって取り寄せる方法のどちらかになります。

戸籍の本籍地の役所まで遠くて行けない、
県外だから行けないと言って、
近くのどこかの役所や、郵便局などで取得できるというものではありません。

また、戸籍謄本はどこで取得できる?についての上記の回答は、
相続で必要になる除籍謄本や改製原戸籍謄本についても、
まったく同じことが言えるのです。

なぜなら、除籍謄本も改製原戸籍謄本も、元々は戸籍謄本であったものが、
法改正による戸籍の移し替えや、誰も戸籍内にいなくなったなどの理由によって、
戸籍謄本が古くなり、閉鎖されたのが除籍謄本や改製原戸籍謄本と言えるからです。

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