ある人の戸籍の本籍と、住んでいる住所は、
常に一致しているわけではありません。
むしろ、戸籍の本籍と、住所は別になっている場合が多いかもしれません。

また、戸籍謄本を取得しようとする場合に、
戸籍の本籍を、過去や現在の住所と勘違いをする人も多いですが、
戸籍謄本を取得する際の本籍と、住所はまったく関係のないものになります。

ただ、戸籍謄本を取得する時には、かならず、
その戸籍謄本の本籍と筆頭者を特定しなければなりません。

本籍とは、戸籍謄本の住所のようなものですが、
人が過去に住んでいた住所や、
現在住んでいる住所とは、意味が違うのです。

そこで、戸籍謄本と、住民票は別物という認識がまず必要になります。
住民票は、たしかに住所が直接関係しますが、
戸籍謄本を取得する時には、住所は関係ありません。

逆に、戸籍謄本を取得しようとしている時に、
戸籍に載っている人の住所を考えてしまうと、
訳が分からなくなってしまう可能性すらあります。

ただ、ある人の過去や現在の住所から、
その人の戸籍謄本の本籍を推測することは、
あまり意味がありませんが、的中することも稀にあります。

なぜなら、戸籍謄本の本籍と、
住民票の住所を常に一致させている人については、
戸籍の本籍≒住所になることがあるからです。

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ちなみに、戸籍謄本の記載事項の中には、
その人の住所についての記載はありません。

そして、戸籍謄本を作る上で必要なのは、
住んでいる住所や、住んでいた住所ではなく、
戸籍の住所とも言える本籍です。

この本籍については、戸籍独自のもので、
日本のどこにでも自由に設定が可能なので、
戸籍を作る人が、過去や現在の住所に関係なく決めることができるものです。

逆に、本籍を決めなければ、
戸籍を作ることができないとも言えます。

そして、かなり生真面目な性格の人でなければ、
生涯に渡って住所を移動するごとに、
戸籍謄本の本籍も移していることはないでしょう。

ただ、住所を移すごとに、
戸籍謄本の本籍も同じ所に毎回移している人もいますので、
そういう人もいるということは、知っておいた方が良いかもしれません。

また、戸籍謄本には、戸籍の附票というものが一緒に作られており、
そこには、その戸籍謄本ができた時からの、
戸籍内にいる人のすべての住所が記載されています。

つまり、戸籍謄本には、住所の記載はないのですが、
戸籍謄本にくっついている戸籍の附票には、
住所の記載がされていることになります。

たとえば、ある人が住所を移動させた場合、
住所変更の届出をして、住民票が作られるのですが、
その時に、住所地の役所から、戸籍の本籍地の役所に、
住所変更がされたことが通知される仕組みになっています。

そして、住所変更の通知を受けた戸籍の本籍地の役所は、
その人の住所が変更されたことと、新しい住所を、
その人の戸籍の附票に記載するという流れになっているのです。

この戸籍の附票を取得するには、
戸籍謄本を取得する時と同じ書類が必要になりますので、
やはり、戸籍謄本の本籍を正確に知っておく必要があります。

逆に、戸籍謄本の本籍が不明ということであれば、
戸籍謄本も取得することができませんし、
戸籍の附票についても取得することができないということです。

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